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コロンビア:祭壇奉仕者・朗読奉仕者の任命式がありました

 コロンビアのパウロ家族は、兄弟愛のもとで祈りと省察を深める霊的な黙想会を開催しました。この黙想会は、3月の第1土曜日にボゴタのミュニティで行われ、信仰を新たにし、パウロ家族の使命を再確認する機会となりました。

 この集いでは、視察に訪れた総長ドメニコ・ソリマンの言葉を熱心に受け止め、パウロ家族としてのアイデンティティを改めて確認しました。総長の訪問は、コロンビアの共同体の現状を深く理解する機会であるとともに、兄弟愛と霊的刷新の場ともなりました。

 また、喜びのうちに聖なるミサが捧げられ、祭壇奉仕者にはフリアン・アンドレス・サンチェスとカルロス・ロベルト・キニョネスが、朗読奉仕者にはジョナタン・サラマンカ、サムエル・エドゥアルド・ガルシア、ジョセフ・オケケが任命されました。

 総長の説教では、キリスト者のアイデンティティと使命について問い直すよう促され、「私たちはどのような木なのか? どのような実を結んでいるのか?」という問いが投げかけられました。善に満ちた心は豊かな実を結ぶものであり、愛と寛大さが共同体と使命の中心であるべきことが強調されました。現代社会において、私たちは希望と光を求める世界に対し、それを証しする存在として生きることが求められています。

 この黙想会を通じて、パウロ家族は共に歩む「シノダリティ(共働性)」の重要性を再確認し、傾聴・一致・宣教の精神が不可欠であることを学びました。福音の光を社会の隅々まで届けるという使命に改めて意識を向け、豊かな実を結ぶことを誓いました。

 この恵みの時に感謝し、聖霊の導きのもと、希望の種をまく者として歩み続けることを願います。私たちの人生の実が、常に豊かで神の栄光を表すものとなりますように。

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大西德明神父

聖パウロ修道会司祭。愛媛県松山市出身の末っ子。子供の頃から“甘え上手”を武器に、電車や飛行機の座席は常に窓際をキープ。焼肉では自分で肉を焼いたことがなく、釣りに行けばお兄ちゃんが餌をつけてくれるのが当たり前。そんな末っ子魂を持ちながら、神の道を歩む毎日。趣味はメダカの世話。祈りと奉仕を大切にしつつ、神の愛を受け取り、メダカたちにも愛を注ぐ日々を楽しんでいる。

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