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イタリア:「召命司牧に関する国際セミナー」:4日目

 セミナーの第4日目は、メキシコ、キューバ、アメリカの管区長であるガブリエル・A・レンドン・メディナ神父が司式し、スペイン語で行われたミサで始まりました。神父は説教の中で、祈りと聖体の重要性について強調し、私たちの創立者であるアルベリオーネ神父が遺してくれたように、すべての召命と宣教の行動を福音の光として生きるよう促しました。

 その後、召命の今日的な意味についての4つの講義が行われ、参加者が理解を深めました。

 サレジアンシスターズのジョズミー・ジョゼ修道女は、召命司牧における識別について話し、活動するすべての場所で召命文化を醸成する必要性を述べました。

 スカラブリニ会の宣教師であり、現在ローマの多文化共生が重要なテーマの教会で司祭を務めるガブリエレ・ベルトラーミ師は、国際性と多文化性の中での同伴についての経験を共有しました。対話の基礎には謙虚さ、共感、そしてもてなしが必要であり、文化の多様性を対等な対話を通じて受け入れることは、豊かな機会となり得ると述べました。

 使徒の女王修道女会のマリアルイーザ・パヴィアーニ修道女は、アルベリオーネの思想と生涯における召命司牧を紹介し、彼の召命思想の基本方針を示しました。現代において、私たちは教会内での証しに加え、深い忠実さをもって自らのカリスマを伝え、共同体における兄弟愛を大切に育むことが求められていると話しました。

 聖パウロ修道会のステファノ・スティマミーリオ師(ファミリア・クリスチアーナ編集長)は、自身の召命の歴史を紹介し、神の召しは理解し、受け入れるものであり、以前の人生との断絶を経て新たなアイデンティティを受け入れることが求められると述べました。
最後に、使徒の女王修道女会のシスターたちによる召命の祈りの夜で締めくくられました。



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大西德明神父

聖パウロ修道会司祭。愛媛県松山市出身の末っ子。子供の頃から“甘え上手”を武器に、電車や飛行機の座席は常に窓際をキープ。焼肉では自分で肉を焼いたことがなく、釣りに行けばお兄ちゃんが餌をつけてくれるのが当たり前。そんな末っ子魂を持ちながら、神の道を歩む毎日。趣味はメダカの世話。祈りと奉仕を大切にしつつ、神の愛を受け取り、メダカたちにも愛を注ぐ日々を楽しんでいる。

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