書籍情報、店舗案内、神父や修道士のコラムなど。

海外ニュース

ブラジル:アルベリオーネの日のイベントが行われました

 4月26日、福者ジャコモ・アルベリオーネの誕生月であり、彼の列福から21年を迎える前夜、パウロ家族は聖イグナチオ・デ・ロヨラと聖パウロ使徒聖堂で、イタリアで行われている同様のイベントに触発された「アルベリオーネの祈りの日」を教区と共に祝いました。

 このイベントが実現したのには多くの理由がありました。私たちの修道会の管区長たちが霊性チームに共同祈祷の機会を考えるよう要請したのです。そして、教皇フランシスコが2024年を「祈りの年」と定めたことを受け、「アルベリオーネの祈りの日」を始めました。多くのパウロ会のメンバーがこのようなイベントを夢見ており、特にアルベリオーネ神父の聖人としての生涯を知り、パウロ家族のカリスマの豊かさがより多くの人々に届くことを望んでいました。

 霊性チームはこのイベントの形を熟慮し、聖体礼拝から始め、続いてミサを祝うことを決めました。ミサでは、福者ジャコモ・アルベリオーネの栄光を祈り、「契約」を更新する適切な機会でもありました。

 素晴らしい新しい取り組みとして、福者ジャコモ・アルベリオーネの像の巡礼があります。各祝祭の後に、像を訪問させる家庭を抽選で決めます。像の訪問は1か月続き、選ばれた家庭は家族で祈り、アルベリオーネについてより深く知り、彼の取り次ぎを求め、近所の人や友人、病気の人々に像を持っていくこともできます。これは、各キリスト教徒が伝道に貢献する使命を思い出させる絶好の機会となるでしょう。

  • 記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
大西德明神父

聖パウロ修道会司祭。愛媛県松山市出身の末っ子。子供の頃から“甘え上手”を武器に、電車や飛行機の座席は常に窓際をキープ。焼肉では自分で肉を焼いたことがなく、釣りに行けばお兄ちゃんが餌をつけてくれるのが当たり前。そんな末っ子魂を持ちながら、神の道を歩む毎日。趣味はメダカの世話。祈りと奉仕を大切にしつつ、神の愛を受け取り、メダカたちにも愛を注ぐ日々を楽しんでいる。

  1. 『うつ』と共に歩む待降節 第4回(全4回):「闇を超える光と希望—闇の中での神の働き」

  2. インマヌエルの神 〜共におられる救い主〜(待降節第三水曜日)

  3. ローマ:誓願更新式が行われました

RELATED

PAGE TOP