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ナイジェリア・ガーナ地区:司祭叙階式が行われました

 ナイジェリア・ガーナ地区の聖パウロ会にとって特別な節目となる出来事が、11月3日、イバダンの「被昇天教会」で行われました。この日、ヴァレンタイン・ムマドゥブチュクウム・オブムカネメ師(SSP)がカトリック司祭に叙階され、ガブリエル・レケ・アベグンリン大司教が司式を務める厳かな式典が行われました。

 式典には、聖ペトロ・パウロ大神学校のアンソニー・イグベケレ神父、聖パウロ会ナイジェリア・ガーナ地区の地区長であるジョセフ・カンダチャムクンネル神父、そしてアセンション教会のフランシス・アウォトイェ神父をはじめ、多くの司祭、修道士、修道女、そして多くの信徒が参列しました。ミサの開始は荘厳な行列で彩られ、朗読や詩篇、福音が厳粛な雰囲気の中で行われました。

 叙階式の説教では、地域長が司祭職の意義について語り、司祭とは神と教会への愛と謙虚な奉仕に捧げる使命を担う存在であると強調しました。また、パウロ会に属する司祭たちが、メディアを通じて神の救いのメッセージを広めるという役割を持つことに触れ、候補者を使徒の女王である聖母マリアと創立者アルベリオーネに託すことを祈りとして締めくくりました。

 叙階式は荘厳な祝福と行列で幕を閉じ、その後、イバダン共同体の敷地内で新司祭であるヴァレンタイン神父を祝う式典が開催されました。関係者や信徒たちが集まり、新たな司祭の誕生を喜びとともに祝いました。

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大西德明神父

聖パウロ修道会司祭。愛媛県松山市出身の末っ子。子供の頃から“甘え上手”を武器に、電車や飛行機の座席は常に窓際をキープ。焼肉では自分で肉を焼いたことがなく、釣りに行けばお兄ちゃんが餌をつけてくれるのが当たり前。そんな末っ子魂を持ちながら、神の道を歩む毎日。趣味はメダカの世話。祈りと奉仕を大切にしつつ、神の愛を受け取り、メダカたちにも愛を注ぐ日々を楽しんでいる。

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