セミナーの2日目は、イタリア語でのミサから始まり、イタリア管区長であるロベルト・ポンティ神父が司式を行いました。彼は、聖ヨハネ・パウロ2世教皇の記憶をたたえ、世界青年の日や、「恐れることなく、心の扉をキリストに開きなさい」という呼びかけを通じて、召命と若者に対する彼の宣教的な情熱を思い起こしました。
その後、私たちの修道会における各管区の召命司牧の現状についての報告が続きました。多くの管区では、性的虐待やその他のスキャンダルなど教会内の傷、貧困や戦争といった社会問題、人口減少、世俗化、相対主義や無神論の蔓延といった理由で、多くの課題が浮かび上がりました。
インド、コンゴ、フィリピン、ナイジェリアといった管区では、各国固有の困難な状況にも関わらず多くの召命があるという異なる状況が見られました。
複雑で困難な状況にもかかわらず、すべての参加者からは、私たちの使徒職とカリスマが今もなお若者にとって魅力的であり、現代においても意義があると確信し、熱意と希望に満ちた姿勢が見受けられました。
この日は、コンゴ管区長であるパトリック・ンショレ神父による聖体礼拝で締めくくられました。