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ローマ:終生誓願準備コース(第二修練)がはじまりました

 2024年9月最後の日曜日、典礼暦年Bの年間第26主日であり、ミカエル、ラファエル、ガブリエルの三大天使の祝日が重なった日に、総長代理であるボグスラウ・ゼマン神父によって使徒の女王大聖堂で、12人の兄弟の終生誓願に向けた準備期間の開始を祝うミサを執り行われました。

 ゼマン神父は、聖書の「愛」をテーマに説教を行い、ヨハネの手紙を引用しながら、神の大きな愛が私たちを子として迎えてくれると述べました。また、日常の小さな恵みや才能に感謝し、神の愛を他者と分かち合う大切さを強調しました。

 第二修練者は4か月間、パウロ会の霊性とカリスマに基づいた養成を受け、ローマやアルバ、ミラノで授業を受けるほか、召命と共同体生活の深い理解を深めていきます。また、2025年の聖年に向けた特別な準備が進められており、ローマ教皇フランシスコが2024年12月に聖ペトロ大聖堂の聖なる門を開くことで、彼らの養成は教会全体と連動していきます。

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大西德明神父

聖パウロ修道会司祭。愛媛県松山市出身の末っ子。子供の頃から“甘え上手”を武器に、電車や飛行機の座席は常に窓際をキープ。焼肉では自分で肉を焼いたことがなく、釣りに行けばお兄ちゃんが餌をつけてくれるのが当たり前。そんな末っ子魂を持ちながら、神の道を歩む毎日。趣味はメダカの世話。祈りと奉仕を大切にしつつ、神の愛を受け取り、メダカたちにも愛を注ぐ日々を楽しんでいる。

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