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インド:8人の司祭が銀祝を迎えました

 インド・英国・アイルランド州の聖パウロ修道会は、8月20日に25周年を迎えた8人の司祭を祝いました。ムンバイで開催されたこのカラフルなイベントは、聖パウロ会創立110周年と同時に行われ、感謝と喜び、兄弟愛に満ちた特別な機会となりました。

 8人の司祭—デバシア・プティアパランビル神父、ドミニク・ティルキー神父、ハーマン・ダンドン神父、ジョビー・マダン神父、ホセ・プルッカクンネル神父、ロバート・コレア神父、ビンセント・クッティカット神父、ウィルソン・テッカナス神父—は、インド各地から集まった多くの司祭、修道者、家族、友人たちと共に感謝のミサを共同で執り行いました。

 デバシア神父は説教で、この機会を神の豊かな恵みを祝い、個人的な弱さや失敗を認識する時だと述べ、今後の挑戦を受け入れるよう8人を励ましました。また、祝祭ミサ後、彼らは特別な衣装をまとい、演壇へと導かれました。

 プログラムでは、聖パウロ女子修道会のシスターたちによるダンスパフォーマンスや、ヒンディー語版の聖書日記『イシュ・ヴァチャン 2025』の発表が行われました。

 この25周年記念は、8人の司祭への賛辞であると同時に、聖パウロ修道会の不屈の精神を示すものであり、今後も現代のコミュニケーション手段を通じて福音を広める使命を持ち続けることを証明するものです。

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大西德明神父

聖パウロ修道会司祭。愛媛県松山市出身の末っ子。子供の頃から“甘え上手”を武器に、電車や飛行機の座席は常に窓際をキープ。焼肉では自分で肉を焼いたことがなく、釣りに行けばお兄ちゃんが餌をつけてくれるのが当たり前。そんな末っ子魂を持ちながら、神の道を歩む毎日。趣味はメダカの世話。祈りと奉仕を大切にしつつ、神の愛を受け取り、メダカたちにも愛を注ぐ日々を楽しんでいる。

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