愛する兄弟たちへ
イエスの復活は、私たちの命を照らし、すべての創られた物がイエスの新しい命にあずかっていることを認識させてくれます。教皇フランシスコが復活徹夜祭の説教で述べているように、復活された主を見上げましょう。
「暗闇を抱えていたこれらの女性たちが、わたしたちに驚くべきことを告げています。見上げると、なんと大きな石が、すでにころがされていたのです。これがキリストの過越であり、神の力、すなわち、死に対する命の勝利、失敗の瓦礫の中から希望が再び生まれることを示しています。わたしたちも、主に向かって視線を上げなければなりません。」
この復活祭シーズンには、私たちの兄弟ロレンツォ・ヴェッツァーニのことを引き続き思い起こします。彼は依然として困難な状況にありますが、小さな前向きな歩みがあり、希望を持ち、師イエスに癒やしを求めるしるしとなっています。そして、福者ヤコブ・アルベリオーネと共に癒やしを求めましょう。
さらに、先日の管区長との会合は、修道会にとって重要な節目となりました。宣教活動を行っているさまざまな現実を共有するだけでなく、悲観主義ではなく希望に満ちた、復活から来る希望を持つ、勇敢な使徒としてのアイデンティティを新たにする切実な必要性を強調しました。
最後に、プリモ・マエストロ生誕140周年を私たちは記念します。1884年4月4日は、私たちを巻き込んだ冒険の始まりとなりました。アルベリオーネ神父の生涯に対して三位一体に感謝の意を表します。そして、イエスが道であり、真理であり、命であることを宣言する喜びが、人々が復活の必要性をさまざまな形で表現するすべての現実的なコミュニケーションの場において、そして私たちの共同体の中で大きくなることを願います。
友愛のうちに
総長 ドメニコ・ソリマン神父