セブラル教区のノッサ・セニョーラ・ダ・コンセイサォン大聖堂で行われた四旬節第2日曜日のミサにおいて、コミュニケーションの使徒であり、パウロ家族の創設者である福者アルベリオーネ神父の聖遺物と像が奉納されました。アルベリオーネは、キリストのメッセージを遠く離れた人々に迅速に届けるために、聖書や書籍、定期刊行物の普及版を出版することで、出版を通じた伝道に革命をもたらしました。1912年には、司牧者向けの「Vita Pastorale」雑誌を、1931年には家族のクリスチャンライフを支える「Famiglia Cristiana」週刊誌を創刊しました。その後も様々な出版物を通じてキリスト教の教えを広めました。2003年に教会によって福者と宣言されました。
このミサは、教区のドン・ジョゼ・ルイス・ゴメス・デ・ヴァスコンセロス司教が司式し、教区のPASCOMのコーディネーターやパウロ家族の司祭などが参加しました。60人以上のPASCOMメンバーや神学生、そして信徒が出席しました。アルベリオーネ神父の生涯や業績、そして彼を信仰と献身で知ることの重要性が説かれました。また、聖遺物の価値と重要性、教区がアルベリオーネの聖遺物を持つ喜びについても語られました。聖遺物は、司教と出席した司祭、信徒全員による場所の祝福の儀式の後に奉納されました。