聖パウロ修道会日本管区では、2024年3月2日~7日まで、東京の若葉修道院で全会員の集い・管区総会が開かれています。
全会員の集い・管区総会で、これまでの歩みを振り返り、次の方向性を決めます。
総長からは、これからの方向性のためのガイドラインが示されました。
- 「かかわりと交わりの人である聖パウロの普遍性と使徒的熱意、また、わたしたちの創立者である福者ヤコブ・アルベリオーネの預言者的直観に霊的照らしを受けて、今日のパウロ的「編集者」というわたしたちのアイデンティティと活力をよみがえらせる」ことが必要です。
- 各共同体は、パウロ的生活のあらゆる側面を含む計画を立案し、日常的な出会いを通して兄弟性を培い深め、月の静修を通して霊的歩みを培うよう配慮してください。
- 共にあずかる感謝の祭儀が、わたしたちの生活と使命の中心であり、聖体訪問がわたしたちの召命と使命に意味を与える師との真の出会いであることを、共同体の皆がよく自覚してください。
- ベトナムにおけるわたしたちの存在に、全員が大きな注意を払ってください。共同体が教会法的に認知されることにも増して、ベトナムの青年たちが最初からわたしたちのアイデンティティであるパウロ的「編集者」を体験できるよう大きな注意を払ってください。
- わたしたちの共同体と使徒職の場所の数を再検討し、シンプルにまとめてください。
- ベトナム共同体の人数にふさわしい新たな居住地の選定を検討してください。
- わたしたちの使徒職は経済的に持続可能なものでなくてはならず、第三者との協働契約を見直すことを通して、経済的負債を縮小してください。同時に、新しい形の使徒職、特にデジタルと造形文化の分野に踏み込んでください。
- 使徒職構造の縮小作業を継続してください。
- パウロ会員と従業員のための研修会を再開してください。チーム作業を強化し、唯一の使命と特殊な職能に属しているという帰属意識を強化してください。
総会は、修道会にとって大切な会議です。祈りのうちに、よりよい準備ができるようお祈りください。