12月10日(日)、オーストラリアのシドニーにある聖パウロ修道会の聖堂にパウロ家族が集まり、ネストル・カンダド神父の司祭叙階40周年を祝いました。
1981年にフィリピンからオーストラリアに赴任し、1983年にメルボルンの聖ジュード教会で司祭に叙階されました。オーストラリアでは、シドニー、メルボルン、ブリスベンで司祭生活を全うし、地区長を3期務めました。
説教の中でネストル神父は、自身の人生を、まず故郷のイロイロからマカティの聖パウロ修道会へ、そしてフィリピンからオーストラリアへ、そして今、未来への旅として語りました。旅のどの段階も主とともにあり、両親や家族に始まる多くの人々とともにありました。彼は、主や道連れとなったすべての人々に感謝しています。主への “イエス “は、常にパウロ的召命の文脈の中にあったと言います。
ミサの終わりに、マイケル・グーナン神父は、ネストル神父がこの40年間、オーストラリアのパウロ家族と共に、そして特別な形で聖パウロ修道会と共に旅することを受け入れてくれたことに感謝しました。確かに、ネストル神父の歩みは祝福に満ちたものでありましたが、それと同時に、彼が勇気をもって受け入れてきた多くの困難もありました。シドニー共同体は、私たちの生活のさまざまな状況の中で、彼が絶えず「イエス」と答えてくれたことに、とても感謝しています。
前日の土曜日、ネストル神父はフィリピンでセルソ・ゴディラノ神父とルーベン・アレニョ神父と共に司祭生活40周年を祝いました。セルソ神父とルーベン神父は、フィリピン・マカオ管区の管区長マリオ・ソブレジュアナイト神父と共に、何年も前に同じ船でイロイロからマカティに向かい、パウロ的冒険を始めました。この節目を彼らと共に祝うことができたのは、特別な喜びでした。