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アメリカ合衆国:聖家族会の3日間の年の黙想が行われました

 オハイオ州ノース・ジャクソンにあるレバノンの聖母マリア大聖堂は、中西部中央に位置するため、米国のパウロ家族にとって特別な意味を持っています。四半世紀にわたり、聖家族会の年の3日間の黙想会は、例年9月の第2週にここで行われてきました。

 今年は9月15日から17日にかけて、アメリカの聖パウロ修道会のディレクターであるマシュー・ローリグ神父の指導のもと、約30人が直接参加し、25人近くがオンラインで参加しました。黙想会のテーマは、スコット・P・デティッシュ師の著作を含む様々な資料からインスピレーションを得た「聖体に主張され、取り、祝福し、壊し、与える」でした。

 聖体の本質は4つの行為に分けられます:

 ・Take(取る、引き出す): 私たちの人生に神が関わっておられることを認識し、神の導きを求めること。
 ・Bless(祝福する、祝別する): 神の賜物への感謝を表し、すべてを恵みとして認める。
 ・Break(割く、割る):私たちの苦しみの中にキリストの癒しの存在を受け入れ、私たちの痛みを変えます。
 ・Give(与える、施す):キリストとの絆を他者と分かち合い、他者を思いやり、キリストの臨在を体現することによって、聖体の意味を実践すること。

 このイベントの中で、金曜日に行われた誓願の更新と、土曜日に行われたテレサとミロス・マスチャックの初誓願も行われました。

 この3日間の黙想は、聖家族会のメンバーとキャンフィールド・コミュニティの兄弟たちにとって、霊的に実り多い時となりました。

元記事:https://www.paulus.net/index.php?option=com_content&view=article&id=6527%3Ausa-annual-triduum-of-the-holy-family-institute&catid=85&lang=it&Itemid=809&fbclid=IwAR2VEkM_i6si5GqcLFvjWvK3HyipgIStTsmYvx6aiM1BTZjdI3dX4sowa88

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大西德明神父

聖パウロ修道会司祭。愛媛県松山市出身の末っ子。子供の頃から“甘え上手”を武器に、電車や飛行機の座席は常に窓際をキープ。焼肉では自分で肉を焼いたことがなく、釣りに行けばお兄ちゃんが餌をつけてくれるのが当たり前。そんな末っ子魂を持ちながら、神の道を歩む毎日。趣味はメダカの世話。祈りと奉仕を大切にしつつ、神の愛を受け取り、メダカたちにも愛を注ぐ日々を楽しんでいる。

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