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ベネズエラ:パウロ家族合同霊性修練会ー福音宣教の喜びについてーが行われました

 ブラジル・ポルトガル・アンゴラ管区長クラウディアーノ・アヴェリノ・ドス・サントス師は、「福音の宣教の喜び」をテーマにパウロ家族の霊性修練会を行いました。この霊性修練会は、2023年7月28日から8月1日まで、エル・ハティージョの修道院で行われました。

 この霊性修練会には、男子パウロ会(パウロ会の神父と兄弟たち)のほか、他のパウロ家族を構成する諸会(女子パウロ会、師イエズス修道女会、聖マリア・アンヌンチアータ会、大天使聖ガブリエル会、司祭であるイエス会、協力者会)からも参加がありました。

 修練会のタイトル「福音宣教の喜び」は、教皇フランシスコの使徒的勧告『エヴァンゲリイ・ガウディウム』に基づいています。教会の刷新は、周辺にいる人々に会いに行くという使命に根ざすものです。語ることと行うことは密接に結びついているので、宣教において行為(司牧)と理論(神学)を修正することは必要であり、急務でもあります。「すべての人は福音を受け取る権利があります。キリスト者は、新たな義務を課す者としてではなく、喜びを分かち合い、美しい地平を指し示し、望ましい宴を提供する者として、誰をも排除することなく福音を宣べ伝える義務があります。教会は布教によって成長するのではなく、”魅力”(n. 14 EG)によって成長するのです。私たちはイエスの弟子の共同体であり、率先して他者に手を差し伸べ、尽きることのないあわれみを捧げる意欲を持ち、またそうしなければならないのです。

 この日、司祭であるイエス会の二人の会員が修練を始めました。ダニー・ホセ・テニア・セデーニョ神父とエルナン・ホセ・ディアス・ゴンサレス神父です。エルナン・ホセ・ディアス・ゴンサレス神父はベネズエラで初めて修練会の一員であり、大きな喜びを分かち合いました。修練会によって、アルベリオーネ神父の息子と娘としての熱心な祈りと確かなカリスマを体験することができました。

元記事:https://www.paulus.net/index.php?option=com_content&view=article&id=6482:fp-venezuela-la-alegr%C3%ADa-misionera-del-evangelio&catid=130&Itemid=811&lang=en

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大西德明神父

聖パウロ修道会司祭。愛媛県松山市出身の末っ子。子供の頃から“甘え上手”を武器に、電車や飛行機の座席は常に窓際をキープ。焼肉では自分で肉を焼いたことがなく、釣りに行けばお兄ちゃんが餌をつけてくれるのが当たり前。そんな末っ子魂を持ちながら、神の道を歩む毎日。趣味はメダカの世話。祈りと奉仕を大切にしつつ、神の愛を受け取り、メダカたちにも愛を注ぐ日々を楽しんでいる。

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