書籍情報、店舗案内、神父や修道士のコラムなど。

院長アルド・ガリアーノ神父

 韓国における「助っ人」の問題は数年にわたって未解決のままであったが、やっと、ローマ志願院の元マエストロ、アルド・ガリアーノ神父が私の助手として派遣されて来た。

 聖パウロ修道会の若い志願者たちに対して、若くて洗練されていて、しかも養成のベテランであるガリアーノ神父を、私たちは喜びのうちに迎えた。彼を一年間、ヨンセ大学の韓国語教室に通わせた。この大学には、すべての教派のキリスト教宣教師向けの特別講座が設けられていて、フランシスコ会の専門学校への入学を待つ間の準備として、高く評価されていた。

 一年の語学研修が終了すると、ガリアーノ神父は任期満了となっていた私に代わって修練院の院長となるため、学校を途中で辞めなければならなかった。

 こうしてガリアーノ神父は、修道院、印刷所、出版物の新企画、経営などなど、すべての面において配慮しなければならなくなり、加えてすでに大人数になっていた三つのパウロ会共同体の典礼奉仕まで韓国語で執り行う配慮もしなければならなくなった。

1 2 3 4 5 6

7

8 9 10

RELATED

PAGE TOP