シャロームとは、ヘブライ語で平和を、意味する言葉である。以前、平和の状態は「秩序の静けさ」と説明していたものである。しかし今、有ってはならない戦争がウクライナで起っている。「秩序の静けさ]の平和観は、独裁的な国家の体制側にとっては、都合の良い平和観である。現にその最高権力者が戦争を命じているのである。
1981年に来日したヨハネ・パウロニ祉教皇の後楽園でのミサの説教で述べた、「戦争は人間の仕業、平和は正義の業、愛の実り」の平和観の始めの「戦争は人間の仕業」が、この戦争で明らかになった。[平和は正義の業、愛の実り」の平和を実現したいものである。
ヨハネ・パウロニ世教皇が来日した時の、平和メッセージを手板に書き込んでポケットに納めず、歌うことによって共有したい思いで作曲した賛歌が、「平和の歌~ヌチドゥタカラ~]の平和賛歌となった。教皇の平和メッセージを、賛歌の歌い出しの歌詞に採用した。(新垣壬敏)
■曲目
1. 希望の平和
2. キリストの平和のうちにシャローム
3. シャローム
4. 平和を実現する人々は幸い
5. 平和を祈ろう
6. アレルヤ平和を実現する人々
7. 平和の炎
8. 平和の歌 ヌチドゥタカラ
9. あの一瞬の閃光は(ノーモア広島・長崎)
10. 心の貧しい人々は幸い
11. 喜ぶ人と共に喜び
12. 平和の祈り アシジの聖フランシスコ
監修:新垣壬敏
ソプラノ:小野若菜
オルガン:山口玲子
時間:32分42秒
価格:1,980円(本体1,800円+税10%)
発売:サンパウロ
SAN PAOLO, 2022
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