「私がアフリカの人たちから教えてもらったこと、それはどんな時も希望を持ち、笑顔を忘れないということでした。」
広大なアフリカのサバンナに魅せられた一人の日本人助産師が、現地での30年におよぶエイズ患者支援の中で出会った忘れ得ぬ人々を、追憶と深い共感を込めて綴る珠玉のエッセイ。
経済的に豊かでなく、治安においても安全と言えないアフリカに生きる人びととの出会には、現代の私たちが決して忘れてはならない「何か」がある。
●著者略歴
徳永瑞子(とくなが みずこ)
看護師・助産師。1948年福岡生まれ。1971年コンゴ民主共和国で医療活動に携わったのがアフリカへのきっかけとなる。1993年から2022年3月 中央アフリカ共和国でエイズ患者支援活動を行う。
著者:徳永瑞子
判型:B6判並製
ページ数:276ページ
定価:1,870円(本体1,700+税10%)
ISBN:978-4-8056-3624-4
発行:サンパウロ