東京教区の故・ペトロ岡田武夫名誉大司教が『悪の研究』(フリープレス)の「献辞」の中で、「この世に存在する全てのものをお創りになった神は、創造のみわざを成し遂げられたとき、被造物のすべてを『善し』とされた。にもかかわらずこの世にはびこる『悪』」と記していますが、神の愛を考える上で、人の世を覆う「悪」について考えることも大切です。今回の特集では、「悪」の問題をどのように考えるかを、阿部仲麻呂神父(東京カトリック神学院教授・サレジオ修道会)と小高毅神父(フランシスコ会)に執筆していただきました。10月5日に発行します。(編集室)
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