永遠の都の熱気の中、さらに教区の信徒とパウロ家族の祈りの中、私たちは8月20日、修道会の「創立記念日」(108年)を祝うために集まり、入修練の喜びとともに、この日を迎えました。午後7時、鐘の音が聞こえてきたとき、私たちは使徒の女王聖堂の美しさを思いながら、これまでの旅と主が与えてくださった贈り物への感謝の実りを心に抱いて祭壇に向かいました。
聖パウロ修道会総長ドミニコ・ソリマン神父は、神の民、パウロ家族の姉妹・兄弟たちとともに主日のミサを司式されました。主が私たちの修道会を通して教会に与えてくださる贈り物として、この10人の修練者がいます。
ブラジル人4名(Daniel Alves de Almeida, Felipe Borges dos Santos, Janderson Ribeiro do Carmo, Ednoel Ribeiro de Amorim)、コンゴ人4名(Fidele Kamo Abedi, Jonathan Makila Nsenkey, Michel Nzambi Kingiela and Pater Bruno Yangala)、ベネズエラ人2名(Andrés Eloy De Moya Gutiérrez and Rafael González Aguilera)です。
そこで私たちは、メキシコ人パウロ会員の修練長ホセ・サルド・パレーデス神父の指導のもと、アルバーノ・ラツィアーレに国際共同体を形成しました。そのため、ドミニコ神父は「私たちは世界中に散らばるパウロ会の代表です」と述べられました。彼は、これらの事情を、世界の人々の必要性とともに、すべて主に託して祈りました。式はシンプルでしたが、とても心のこもったものでした。総長は、私たちのカリスマにしたがって、私たちの生活を完全にパウロの理想に向けたいという私たちの願いを聞き入れ、入修練を認め、この重要な養成期間の光と導きのしるしとして聖書、会憲、ロザリオを私たちに授けてくださいました。
祝賀会全体が喜びと感謝の雰囲気に包まれていました。修練者に対して、総長は次のように述べられました。「…主が私たちに託された使命に目を向けるなら、コミュニケーションこそが私たちの文脈であり、その中で、今日の人類に食卓は用意されています。すべての女性、すべての男性をキリストとの出会いに導くために、外に出て行く人、つまり現代の人類と出会う人が必要なのです……」。
それは、文化的多様性を受け入れること、つまり、開かれた心と大きな心を持つ人にふさわしい態度であること、そして、修練期間を私たちの具体的な使命を理解するための時間とし、やるべきことではなく、福音に自分の人生を捧げる真の時間とすることに注意を払うべきです。
ミサの終わりに、出席したパウロ会の家族は、創立者である福者ヤコブ・アルベリオーネの周りに集まり、彼の人生の贈り物に感謝し、彼の速やかな列聖を願いました。それは、総長が説教の中で述べたように、すべての会員の人生が、父と子と聖霊への絶え間ない栄光となるように、というものでした。私たちは彼の言葉とともに、『全人類が救われるように、全人類が神を知るように』という神の夢の実現に協力できるように祈りましょう。