「第5スタジオは礼拝堂～日本文化放送協会、その始まりの物語」。文化放送設立70周年にあたり、2022年3月31日に放送されたドキュメンタリー番組のタイトルです。
ご存じのかたもいらっしゃると思います。文化放送は聖パウロ修道会が中心となって設立されました。第二次世界大戦後、日本で民営のラジオ放送が始められることになり、最初に認可された2団体の一つが文化放送でした。1952年のことです。戦後の大変な状況にあって、イタリア人宣教師たちが自分たち聖パウロ修道会の使命を確信し、聖パウロ女子修道会をはじめ、さまざまな人たちの協力を得ながら困難の中で始まった文化放送。「現実は小説よりも奇なり」と言います。番組は、外部の資料も含め、綿密な調査に基づいたうえで、機知に富んだ語り口によって、それを明らかにしています。
この番組を音声放送のみで終わらせたくない。制作者の思いは、文化放送のホームページ内のブログでの発信につながりました。4月6日から掲載され、毎週火曜日に更新予定とのことです。日本における聖パウロ修道会の歴史の一幕を知るためにも、ぜひご覧いただきたいと思います。
ブログのリンク先は以下のとおりです。
●「第5スタジオは礼拝堂～文化放送 開局物語」 報道デスク/鈴木敏（びん）
https://www.joqr.co.jp/qr/article/48431/
