親愛なる兄弟たちへ。
恵みと平和が皆さんにありますように。
ポーランド・ウクライナ地区の同胞たちとの交わりのうちに。多くの情報のおかげでよくご存知のように、ここ数日ますます悪化しているウクライナの紛争状況について特別にお知らせします。私たちの思いは、ロシアとの戦争という悲しい経験を持つウクライナの人々だけでなく、特にポーランドとの国境から約70キロ離れたリヴィウのコミュニティで、この街と紛争がより激しい首都キエフの書店を通じて使徒職に従事している私たち聖パウロの兄弟にも向けられています。
共同体の責任者であるマリウシュ・クラヴィエツ神父によると、リヴィウの状況はかなり緊迫しているとのことです。爆撃の可能性もあり、不安は尽きない状況です。街には何人もの難民がいます。さらに、ポーランドとの国境を越えるために、28キロ近くも人や車の列が続いています。これらの危険にもかかわらず、私たちの兄弟は、同じ決断をした他の修道者とともに、ウクライナの人々とともに残ることを選択しました。
私たちは、祈りと、3月2日の「灰の水曜日」にウクライナのために祈りと断食を行うという教皇フランシスコの招きに従うことによって、彼らのそばにいることができます。また、祈りの中でフメリヌィーツィクィイ(リヴィウから約200km)に住む私たちの姉妹である師イエズス修道女会のシスターたちのことも思い起こします。
ウクライナに、そして皆さん一人ひとりの心に、神様の平和がありますように。
友愛のうちに。
聖パウロ修道会
総長ヴァルディール・ジョゼ・デ・カストロ神父