序)「希望」とは、神の愛とイエス・キリストの復活
コロナ禍で絶望する人が多く、若い人が心配
• 旧約聖書
アブラハムの時代に希望の歴史が始まる(創世記12・1~2)
アブラハムに約束されたものは、土地と無数の子孫が与えられること。
神への誠実がないところに希望はない(イザ26・8~13)
イスラエルの未来は、希望に満ちている(エレ30~33章、エゼ34~48章、イザ40~55章)→種々の苦しみからの解放→神への希望なしに生きることができない
ヨブの希望(ヨブ13・15、19・25~27)
見通しが消えうせる(ヨブ42・1~6)
希望はキリストにおいて純化される(救い主を待ち望む)
• 新約での希望
神の国の到来(マタ4・17)
永遠の命への希望(マタ18・8~9)
主の来臨(マラナタ:一コリ16・18)ヤコ5・8、一テサ2・19
パウロにとっての希望(一テサ1・3、一コリ13・13、ガラ5・5~6)
パウロの希望(アブラハムを通して)
希望のない時代にも希望する(ロマ4・18)
パウロがいだいていた希望そのものは、感嘆すべきもので、模範的。希望にあふれた心は、彼の全生活に浸透していく。
希望は、神の計画全体を包括するもので(ロマ8・18~22)、主の愛に「愛をもって」答える性格のものである。
ヨハネの希望は、常に主の再臨(ヨハ14・3)、復活(ヨハ6・39~40)、裁き(5・28~29)に対する待望である。
人は信仰によって未来を望む。=希望する。
希望は、信仰、信頼、愛とつながっている。