序
四旬節や待降節などに、よくゆるしの秘跡が行われる。
ゆるしの秘跡とは?
ゆるしの秘跡とは、洗礼以後に犯した罪を、教会の司祭を通してゆるし、罪人を神と教会に和解させる秘跡です。
ゆるしの秘跡を受けるのは、洗礼を受けた方です。
ゆるしの秘跡のために必要なこと
良心の糾明
前回のゆるしの秘跡の後に、どのような罪を犯したかを調べる。
悔い改め
犯した罪を心から悔やみ、今後、同じように犯さないように決心する。
心を入れ替える
告白
告白とは、罪のゆるしを受けるために、犯した罪を司祭に言い表すこと。
償い
罪に対する償い。(主の祈りを何回、ロザリオの祈りなど)
個別のゆるしの秘跡
告解室、あるいは対面式
「父と子と聖霊の御名によって」で始まる
「それではあなたの罪を告白してください」
前回の告白
罪を言う。
「罪を告白しました。ゆるしをお願いします」
司祭が勧めを与える。
罪の償い
悔い改めの祈り
ゆるし「全能の神…」
告白された罪の内容について、司祭は秘密を守らなければならない。
告白する人は正直に…。
(例)「紐を盗みました」
小さな罪に感じるが
「紐の先には何がありましたか?」
「牛がつながっていました。」
本当は牛を盗んだけれど、正直に言えなくて、「紐を盗んだ」と。
定期的にゆるしの秘跡を受ける人、数十年ぶりにゆるしの秘跡を受ける人など、さまざま。
正直に話すことによって、肩の荷がおりる。
多くの人が並んでいる時、長く話す人がいる。時には15分、20分。相談は別の時間に…。
「主任司祭に相談できないので、相談している」と…。
罪は、主なものをいくつか…。
ゆるしの秘跡によって、神と和解し、心をきれいにする。