序)「結婚」という秘跡は、信者である男女の一生の縁を結び、夫婦がその務めをよく果たせるように神の恩恵を与える秘跡です。
• 聖書において
神は人間を創造したとき、結婚を神聖なものとして制定し、祝福しました。(創世記1・27~28、2・18~24参照)
結婚は、配偶者相互の助け合いと完成、また子どもに恵まれれば、その誕生と教育を目指しています。これらの目的を達成するために、夫婦には一生涯にわたり、忠実と婚姻の不解消性が要求されています。
結婚の根底にあるのは、人間性の完成であり、人間の感性は、愛によって成就される。
秘跡で結ばれた夫婦は、冷たい制度的法によって束縛されているのではなく、契約に忠実な神の愛の中で、それぞれの人間性の完成を目指す自由と責任における愛の一致によって結ばれる。
• 結婚講座(粟本昭夫神父『結婚する二人へ』女子パウロ会)
結婚の前に講座に参加する。8回から10回。多い所では20回。教会での講座に参加できない方々のために、時間を調整して行ったりする。(これはそれぞれのカップルがお互いを見つめ合う。)
お互いの性格、今後の生活、仕事、性、子どもの誕生にあたって、両親の介護など。
お互いの約束ごと。(第三者に見てもらうのは、大切かもしれない)
子どもへの洗礼
離婚の危機、赦し合う
• 結婚式
男女の信者は、主任司祭(あるいは教区長)または委任された他の司祭(助祭)と、二人の証人の前で婚姻の合意を表明することによって互いにこの秘跡を授け合います。
ホテルでの結婚式(本物の司祭・牧師は10%? あとは、外国語の教師だったり…)
教会での結婚式
信者同志であれば、ミサの中で
信者でなければ、ことばの祭儀
式の流れ(本の209頁から)
• 結婚生活
順境にあっても逆境にあっても変わることのない忠実を誓い合う。
結婚の秘跡を互いに授けるのは、花婿と花嫁。彼らは互いに結婚するという意志を「はい、いたします」という言葉で表す。
結婚生活は、苦労の多い時もあれば、幸せな生活もある。山あり、谷あり…。